中小企業がホームページで失敗しがちな7例から学ぶ
ホームページを作ったらお客さんが増えると聞いていたのに、お客さんがさっぱり増えない、という経験をした方もいらっしゃるかもしれません。
ホームページは、作ってからが重要です。
ちゃんと運用しなければ、お客さんが増えることはありません。
今回は、中小企業が陥りがちなホームページの失敗例を紹介し、そこから成功のヒントを見つけていきたいと思います。
ホームページを作っても9割が思うような結果を出せていない
2019年に発表された「中小企業白書」によれば、中小企業の87.2%が自社のホームページを開設していることがわかりました。
すでに世の中のほとんどの企業がホームページを開設していることになります。
ところが、2014年の同白書には、気になるデータが掲載されています。
自社ホームページを開設したことで販売先数が「大幅に増加した」と回答した企業はわずか3.7%、「やや減少した」「大幅に減少した」という回答も10.8%にも上っていました。
つまり9割の企業がホームページ作りに失敗しているのです。
中小企業がホームページで失敗する7つの理由
はたして多くの企業はホームページ運用のどこでつまづいていてしまったのでしょうか?
では、その理由を1つひとつ見ていきましょう。
1)ホームページのコスト削減を重視し過ぎた
ホームページ制作の平均相場は総額30万円以上と、費用がかかるものです。
コスト削減だけを重視して発注してしまうと、工数が減らされてしまい、必要なページまで削られしまう可能性があります。
情報量が少なければ、SEOにも不利となり、集客にも影響を及ぼします。
2)デザインにばかり手間をかけてしまった
Web初心者はデザインにばかり手間をかけてしまう傾向があります。
ホームページで集客をするなら、デザインよりもSEO対策、ユーザーの
使いやすさ、コンテンツの質と量などの方が重要です。
3)Web集客やSEOの仕組みを学ぼうとしない
ホームページで集客をしたい人は、きちんとその仕組みを学ばなければ、思うような成果は上げられません。
現在は、どの企業も集客のメインはWebになりつつあります。
Web集客の仕組みを理解しておくことは、時代に置いていかれず会社を長く存続させるためにも役立ちます。
4)業者やWeb担当者の言葉を鵜呑みにした
WebやSEOの知識がないからといって業者やWeb担当者の言葉を鵜呑みにしてはいけません。悪質な業者による間違ったSEO対策によって、Googleからペナルティが課されることも少なくありません。
SEOの仕組みを理解し、自分の頭で対策を考えるようにしましょう。
5)掲載している情報量が少ない
ホームページは、会社概要、事業紹介、お問い合わせなどの必須ページだけでは集客するのは難しくなっています。
コンテンツを増やして差別化をはかり、検索結果の上位表示を狙う必要があります。
良質なコンテンツを増やし、ユーザーの興味を引けば集客につながります。
6)ユーザー(見込み顧客)目線に立っていない
ユーザー(見込み客)の目線に立っていないホームページでは、離脱を招きやすく、せっかく訪れた顧客を逃してしまいます。
ホームページの使いやすさ、文章の読みやすさ、動作環境など、社員以外の人に実際にホームページを使ってもらい、客観的な評価を得て改善に役立てましょう。
7)社長や上司が口出しばかりする
社長や上司が、口出しばかりして、何度も修正や作り直しをさせてしまうと、その担当者のモチベーションを下げてしまいます。
特に「思ったのと違う」といったあやふやな言葉は、担当者を困惑させてしまいがちです。企業内でホームページを運営していくためには、担当者のモチベーションを維持することも大切です。
まとめ
中小企業がホームページで集客を成功させるには、失敗から学び、同じ失敗をしないことが重要です。
直ぐに結果が出ないことで、ホームページによる集客に運営に興味を失ってしまうと宝の持ち腐れになってしまいます。
今回ご紹介した失敗例を参考にして、自社のホームページを見直す参考にしてみてください。
出典:WEBマーケティング総合研究所 吉本氏
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